動悸

動悸を起こす主な疾患

・狭心症や心筋梗塞

・低血糖症

・更年期障害

・自律神経失調症

・精神疾患

などがあげる事ができます。

動悸は様々な疾患が隠されている事があるためまずは病院で診察を受ける事をおすすめいたします。その中で検査をしても異常が見つからない場合があります。このような場合は自律神経系の問題や脳のストレスや疲労が慢性化している事が考えられます。

自律神経は交感神経、副交感神経の二つに分けることが出来ます。交感神経は体を興奮させて“やるぞ！”という様な状態にする神経です。一方、副交感神経は交感神経とは逆の働きをする神経です。体をリラックス状態にすることで体を回復させます。

この自律神経が私たちの意志とは関係なく休まず働いてくれているおかげで生命活動を行う事が出来ています。しかしストレスを慢性的に感じ続ける事で自律神経のバランスが崩れてしまいます。特に現代では交感神経が過剰に働くようなバランスの崩れが多く、心拍数や血圧、呼吸が浅くなる事で動悸が起きる場合があります。

自律神経は一日の中で一定のリズムを取っています。
そのためしっかりと体を休めて規則正しい生活を心がける事が重要になります。自分がリラックスできる方法を見つけそれを日ごろから習慣にすることで自律神経のバランスが整いやすくなります。ただ胸の痛みや動悸が強く呼吸ができないような場合は病院を受診するようにしましょう。

当院ではカイロプラクティックと鍼灸の施術があります。人それぞれ症状、体質、生活習慣などが違うため施術の方法も変わってきます。例えばカイロプラクティックでは自律神経の出入り口である背骨の歪み、柔軟性を検査して問題がある場合調整をしますその事により自律神経にアプローチします。さらに背骨の歪みは肋骨の拡張を妨げる事になり呼吸運動に影響をあたえます。この事で呼吸が浅くなり交感神経が常に優位になってしまうため背骨を良い状態に保つ事は重要です。

鍼灸の施術では体性内臓反射という反射を利用して自律神経に働きかけます。

この体性内臓反射という反射は体表にハリやお灸の刺激が加わる事でその刺激が元に内臓機能や自律神経の機能に影響をあたえるものになります。

このように施術によって得意分野が違うためまずはしっかりと検査を行ってから施術方法をご提案いたします。