体の気になること

水分を補給する際に何で摂るのかは重要です。

例えば水分をお茶やコーヒーで補給する方も多いと思いますがお茶やコーヒーはカフェインを含み、利尿作用があるため飲む量に対して摂取出来ている水分量は水を飲むときに対して少なくなります。
 

どうしてもお茶がいいという方はカフェインの入ってない麦茶などがお勧めです。

さらに、室内にいてそこまで汗をかいていなければいいのですが、外で運動をして汗をかいたりすると水と一緒に塩分も失われるため水だけでは不十分になります。

そのためミネラルなど栄養分を含んだスポーツドリンクがベストです。

スポーツドリンクには大きく分けて２種類のタイプがあります。
「アイソトニック飲料」「ハイポトニック飲料」です。

アイソトニックは比較的糖分が高く運動前のエネルギーを補給するため運動前に飲むといいと思います。

ハイポトニックは逆に糖分が少なく腸管に留まる時間が短いためすぐに体内に吸収される特徴があります。
そのため運動時や運動後の水分補給はハイポトニックタイプのスポーツドリンクを選ぶのがおすすめです。

多く汗をかいたときには水分を摂ることが重要です！という事をさんざん書いてきました。「水分不足」は体に悪いのはもちろんですが「水分の摂りすぎ」も実は体に悪いんです。

2007年アメリカで、「どこまで水を飲めるか」という様な内容の大会で優勝した女性が大会の数時間後に亡くなり、死因は「水中毒」でした人間の腎臓は最大の利尿速度毎分16mlです。
これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分が過剰になり細胞が膨らみ、低ナトリウム血症を引き起こします。

これが水中毒です。水中毒では頭痛、しびれ、けいれん、おう吐などの症状が現れ、重篤な場合死に至るおそれもあります。

まとめとして水分を摂取するときには量を摂ろうとするよりも質を考える必要があるという事が言えると思います。