１か月前くらいから少し右肩を動かす時に痛みがありました。
だんだん痛みがひどくなり、夜に寝ている時や着替えでズボンにベルトを
通す時、シャツを着る時に痛みが強いです。整形外科を受診したら五十肩
だと言われました。

 
初診時の状態
右肩の痛みと可動域の制限
夜寝ている時に痛みが強くなる
右肩を下にして寝られない

 
施術後
初回の施術後は可動域はすこし良くなりましたが、目立った変化は
あまりありませんでした。３回目の施術後から痛みや可動域が良く
なったのを患者さん本人も自覚する事が出来、5回目以降は可動域は
まだ少し狭いが痛みは生活で困らない所まで回復しました。
今は３週間に１度位のペースで施術をして動きをさらに良くするための
施術と運動療法をやっていただいています。
施術は右肩周りの筋肉や関節に動きをつけて、関節包という組織の癒着を
改善させる施術をメインで行い、その後全身のバランスを整えていきました。
五十肩は別名、癒着性関節包炎などとも言われ、関節包という組織に癒着が
おきている状態です。肩を動かす時にこの癒着して硬くなった組織が伸ばさ
れる事で痛みが出てきます。初期は炎症も起きるので夜寝ている時に痛みが
強くなります。（夜間痛）
この五十肩の改善にはホームエクササイズが特に重要です。

仕事中に背中が攣るようなするどい痛みがあり、夜になると痛みが
強くなってきて、深く呼吸するだけでも痛くなってきました。
長時間パソコンをしていたので筋肉が硬くなってしまったのだと思い
夜お風呂に入り、ストレッチポールというもので背中をほぐしたら少し
良くなった気がしたのですが、次の日の朝起きたらまた痛みが戻ってし
まっていて、それから3日ほど経ちますが、ずっと痛みが続いています。

初診時の状態
背中の張りと痛み
上半身を回旋すると痛みが増す
深く呼吸をすると痛みが増す(特に吸気時)

施術後
背中が少し張るような感じは残りましたが、痛みは自覚で8～9割ほど改善し、
呼吸時と上半身の回旋時の痛みはほとんど感じなくなりました。
その後1週間に一回のペースで2回施術をし、背中の張りも感じなくなりました。

施術は肋骨と胸椎の調整をメインとして行いました、この患者さんは少し前
から風邪気味で咳をよくしていた事で肋骨のズレを起こして背中に痛みが出
ていました。

元々デスクワークによる肩こりの症状もあったので現在は体のメンテナンスの
ために月1～2回のペースで施術に通われています。

１か月くらい前から荷物を持ったりした時に左肩の前側に
痛みが出てきました。最近は仕事でパソコンをしている時も
痛みを感じます。
病院に行きレントゲンを撮りましたが特に問題は見当たらない
といわれました。

初診時の状態
左肩前面(上腕二頭筋長頭腱あたり)に圧痛
左肩伸展時にいたみ
左肘の屈曲抵抗運動で痛み

施術後
左肩の伸展、屈曲抵抗運動での痛みはなくなり、１kgのダンベルを
使って肩に負荷をかけても痛みもありませんでした。
施術内容は左上腕二頭筋のリリースと左肘、肩甲骨、胸椎の動きの
改善をメインに行いました。
週に１度のペースで施術をし、４回目の施術以降日常においてあまり
気にならなくなってきたので現在は状態の安定の為に２週に１度の
ペースで施術をしています。

デスクワーク中に左の肩甲骨から腕にかけて重く痛くなってきました。
温めたりすると軽減するのですが、また次の日には症状が出てきます。
 

初診時の状態

左肩甲骨周りの鈍痛
体を左回旋すると症状強くなる
左腕を屈曲するのが重く感じる

施術後

鈍痛は背中の痛みはゼロになりました。左肩甲骨周りの筋肉が
施術は左大円筋、小胸筋、肩甲下筋のリリース、肩甲胸郭関節のモビリゼーション、胸椎アジャストメントを行いました。
現在は2～3週間に１度のペースでの施術を継続して行っています。

デスクワークがメインの仕事をしていて、普段から肩こりを感じていましたが、最近寒くなったからか、どんどんきつくなってきて気分が悪かったりする事が増えました。
常に肩に力が入っていて疲労感も強いです。

初診時の状態

首から肩にかけての鈍痛
頭が締め付けられるような感覚
目の奥がきつく感じる

施術後

自覚では7割ほど辛さが落ち着き、肩の力も抜けやすくなりました。
施術は頸椎、胸椎の調整、上部僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋のリリースをメインで行いました。
この方は、姿勢、首から肩にかけての筋肉の疲労、ストレスが重なり症状が悪化されていたので、施術のみでは根本的な解決にならない事や、セルフケアやエクササイズなどの重要性をお話してさせていただきました。
施術にもセルフケアにもかなり真面目に取り組んでいただき、現在では症状はほとんど気にならなくなってきました。ただデスクワークでの疲労は溜まってしまうので、状態に合わせ月に1～2回ほどのぺースでメンテナンスの施術をしています。

昔から右側の首から肩が張って疲れを感じやすく、そろそろ解決したいなと思い来院しました。

初診時の状態
首を屈曲、伸展、左側屈、右回旋時に右側の肩回りの張り感が強くなる。
右肩周りの重い様な感覚が常にある

施術後
初診の施術後、首から肩にかけての張り感や重い感覚はほぼ感じなくなりました。
施術は症状に対して肩甲挙筋、僧帽筋、頸板状筋のリリース、胸鎖関節の調整を行いました。
しかしこの患者さんの場合はこれらの場所は結果負担がかかり問題が起きているだけで、本当の問題は骨盤の傾きや頸椎の不整列にあるようでした。

それらの調整も同時に行い。週一度のペースで4回施術をした時点で、肩の張りが再発しなくなってきたので、現在は2週に一度のペースに変え施術をしています。

１ヶ月前から背中が張って息苦しくなり、きつくなってくると首の方まで固まってきて、仕事に集中するのが難しくなります。

病院で血流が良くなるためにと薬を処方してもらいましたが、あまり変わらなかったので来院しました。

初診時の状態

首を屈曲、伸展で背中に張りや重い感じがする

首を左側屈すると左の肩甲骨が重く嫌な感じがする

首から背中が苦しい

施術後

初回施術後は自覚での張りや重みは感じなくなりました。

１週間後に来院してもらったときは、また背中の張りがもどっていました。

週に一度の施術を4回ほど続けると、症状は感じなくなり調子が良くなったので、施術間隔を少しずつ開けていき、現在は3週間に1度のペースで施術をしています。

施術内容は、肩甲挙筋、肩甲下筋、小胸筋のリリースと脊柱、骨盤の全体的な調整をしました。

1ヶ月くらい前から右肩にひっかかる様な痛みを感じ始め、今は肩を上に挙げようとすると痛みがきついです。

自分では五十肩かな？っと思ったのですが、日によってはあまり痛みが無く、上げる事もできます。

初診時の状態

自動運動で右肩の外転、屈曲時に痛み

他動運動ではどの動きもほとんど痛みは感じない

施術後

自動運動時の痛みは感じなくなり、全方向に動かせるようになりました。

この患者さんの症状は、肩甲胸郭関節の動きが悪くなっていることが主な原因でした。

施術はこの関節の動きの改善と肩甲下筋、広背筋、小胸筋のリリースをメインに行いました。

週に1度のペースで6回施術し、施術を受けると体調が良いとのことで現在は2～3週間に一度のペースで施術をし、体調管理の一環としての施術を行っています。

最近左肩を大きく動かしたり、重い荷物を持とうとすると痛みがあります。

自転車に長時間乗っていても痛みが出る事があります。
 

初診時の状態

左肩を屈曲、外転時に痛み
結滞動作時に痛み
スピードテスト陽性
ホーキンスケネディサイン陽性
 

施術後

左肩の痛みは8割ほど改善しました。週に1度のペースで施術をし、6回目の施術後から痛みの再発も感じなくなり、徐々に施術の間隔を空けていきました。

現在は月に1回ほどのペースで適時施術を行い、ご自身でもストレッチポールを使ったセルフケアを行っていただいています。

この肩は肩甲胸郭関節と胸椎の可動性が特に問題となっていました。

1カ月ほど前から肩に違和感をおぼえました。じきに治ると思い、特に何もしないでほったらかしていました。2、3週間前から肩が上がらなくなってきました。いまは洋服を着たりベルトを締めるような動作が日常生活で困難です。

初回時の状態

初回検査では肩を前にあげる屈曲、さらに外に広げる外転、背中に回す内旋の可動域が少なく同時に痛みを感じていました。最大可動域までは上げることが不可能でそのまえに痛みを案じる状態でした。

施術後

痛みはのこるものの、可動は施術前より良いという事でした。

最後にリハビリとして壁を使った運動療法をお話ししました。